はいどーも、くまちゃんです。
今日はマクロレンズのお話。
マクロレンズは小さなものを大きく拡大するレンズではあります。
それを使うことで、カメラマンが一気に成長してしまう?!
最近、成長を感じれななくてスランプ?を感じてる方、
初心者で早く上手になりたい方。
被写体がマンネリで新しい発想が生まれない方、
是非この記事を読んで、マクロレンズを活用して、
みんなで一緒に成長しましょう!
今回の記事の中で、動画では話して無い事は、
(ブログのみ)と見出しに記載しております。
動画とブログ、二つでセットです!
まずは動画(^^;
↑作例サンプルショット満載です!ぜひ見てください!
いつものように、この記事はYouTubeチャンネルの動画の補足説明を主にしていきます。
動画の中ではお話しきれなかったことなど、お話して行きますので、
最後まで読んで行ってくださいね!
「マクロレンズ」の二つの顔。
そもそも「マクロレンズ」とは何なのか?
て話ですよね?
レンズカタログなどを見て、マクロレンズって名前は耳にしたことがあると思います。
マクロレンズとは先ほどもお話したように、
小さいものを拡大して撮影するレンズです。
なので、
一般的にはめちゃくちゃマニアックなレンズと思われがちですが、
そんな事は無いんです。
マクロレンズは拡大写真も撮れますが、
普通の単焦点レンズとしてもめちゃくちゃ優秀なレンズなんです。
言い換えると、
マクロ機能を持った単焦点レンズということになるので、
特殊ではあるにせよ、めちゃくちゃマニアックって事は無いです。
しかし、拡大写真ってどんなの?って思いますよね?
どれくらいまでもの拡大できるのか。
ちょっと低画質ですが、こちらで確認してください。
これでちょっとはお分かり頂けたかと思います。
マクロレンズは、マクロが撮れるだけのレンズではなくて、
マクロも撮れるレンズということになります。
実においしいですね(^^)
何故マクロレンズを使うと写真が上手くなるのか?(ブログのみ)
なぜ、マクロレンズを使うと写真が上手くなるのか?
それは簡単です。
マクロレンズで拡大写真を撮るのは、とてもシビアだからです。
普通に写真を撮る時って、
構図を決めて、どこにピント合わせるか決めて、
AモードでF値(ボケ感)決めて、SSとISOはオート設定。
んで、ぱしゃり。
的な感じだと思います。
もちろん、もっとこだわって色々やってる方もいらっしゃるとは思います。
手持ちと三脚では違うと思いますが、
Aモードでの撮影って基本こんな感じですよね。
その一つ一つがめっちゃくちゃシビアなんです(^^;
まずピント。
動画内詳しく説明してますが、
マクロレンズで拡大撮影をする場合、まず被写界深度が浅くなります。
(ピントの合う範囲が狭くなる)
マクロ撮影ではボケとバチピンの差が激しいので、
きちんと狙った所にばしっとピントを合わせなければなりません。
普通の写真のようにピントがちょっと甘いなー、とか言うのは無く、
バチピンかボケの二択っていうくらいはっきり分かれます。
そして、手ブレ、被写体ブレ。
想像して頂けるとわかると思いますが、1㎜を10㎜にする撮影では、
ほんの1㎜ブレてもピンボケになります。
一見被写体が止まっているように見えても、
実はゆっくり動いていた、なんてこともあります。
レンズ覗かないと分からないレベルです。
カメラの手ブレ補正機能あるからいいじゃん、
って言われそうですが、手振れ補正機能は奥行方向のブレには効かないんです。
そして先ほども言いましたが、
被写界深度が浅いので、F値に対してとてもシビアです。
基本的にはかなり絞って撮影することになるのですが、
そうなると、SSやISO感度もそうですが、
いかに被写体にいい光を当てるか?
って事が気になるようになります。
もうお分かりだとは思いますが、
マクロレンズを使うこなすということは、
これまで行ってきた作業の精度を一気に上げて、
細かいところまで神経を使う撮影になるんですね。
それまで、広角や標準レンズで慣れてしまった人は、
マクロのシビアさにびっくりするかもしれませんが、
マクロ使った後、標準や広角使うと、
それまで気づかなかったことに気づいたり、気を使うことができるようになったりします。
そうなんです。
マクロを使うことで被写体も拡大しますが、
貴方の思考も拡大して、解像度を上げることになるんです!
そんな事言われると、マクロって難しいの?
って思われると思います。
確かに難しくはありますが、難関ではありません。
いつも皆さんがやってる事を、より丁寧にすればいいだけなのですから。
要するにごまかしが効かないレンズということになります。
そんなレンズ使ってれば、上手くなりそうでしょ?
マクロレンズの選び方(ブログのみ)
マクロレンズには、いろんな種類がありますが、
焦点距離で分けると、大きく分けて3種類あります。
・標準マクロ(50-60mm)
・中望遠マクロ(90-105mm)
・望遠マクロ(140mm~)
望遠マクロに関しては、ちょっと特殊ですし、
数も少ないので、ここでは割愛します。
そうすると、マクロの多くは標準マクロと、
中望遠マクロ、ということになります。
これをどう使い分けるか、というのが大事になってきますし、
貴方がマクロを買う際の参考になる部分だと思います。
・標準マクロ
焦点距離が使いやすい50mm前後ということで、
標準の単焦点としても扱える便利マクロですね。
風景やスナップなどにもばっちりです!
ただ、すでに標準域の単焦点レンズ(F2前後の)を持っている方は、
ワザワザ標準マクロを買う必要はないのかな?と思います。
(中望遠がオススメ)
基本ズームしか持ってなくて、単焦点試したい、
そんな方にはオススメですね。
・中望遠レンズ。
90-105mmというレンズになると、
これを撮りたい!って主題がはっきりしている画角になります。
お花もそうですが、人物、ポートレートにも最適です。
これでなんとなく風景とか撮ると、
情報少なすぎて何が撮りたかったの?ってなるので、
これを見せたい!って物がはっきりしている方にお勧めです。
基本マクロレンズはこれ位の焦点距離の物が多いです。
広角、標準単焦点は持ってるけど、
中望遠まで考えてなかった人や、
標準ズームしか持ってない人には超オススメになります。
僕自身は、お花など身近なものを撮りに行くときは、
NikonZ24-70S F4と105mm マクロの二本で大体間に合います!
マクロの効能。
マクロレンズって持ってても何かいい事なんの?
って話です。
マクロレンズを扱うことで、いろんな思考が広がるようになり、
勉強になったり、設定や構図に対する考え方が変わったりするって、
そんなお話は先ほどしましたが、
そうじゃない効能って何か、というと。
人とは違う写真が撮れるということなんです!
皆さんもテレビのニュースとかで、
コロナウイルスの顕微鏡写真をみたことがあると思います。
多くの人が「え?ウイルスってこんな形なの」
って思ったと思うんです。
ウイルスと言われて、なんとなく球体かなーとか思っていても、
変ないぼいぼがあったりとか、ほとんどの人が想像つかなかったと思うんです。
これは凄く極端な例ではありますが、
マクロ撮影もある意味、
肉眼では見えない世界を映しとる、という事なんです。
本編の作例にもあるように、
コスモスの中には星型がいっぱいあるって知ってましたか?
拡大することで、なぜこれはこんな形になったんだろう?
とか、普通に見るのとは違った感想が生まれてきます。
それを普段写真に触れることが少ない人が見たら、
ものすごいインパクトを与えられると思いませんか?
お花もそうですし、ちょっとした水滴もそうですし、
昆虫の顔などもと撮ってみると面白いかもしれませんし、
布の表面(ジーンズとか)もいいですよね。
普段こんなに大きくして見ない、というものをあえて大きく撮る。
それだけで、人にインパクトを与えることができると思います。
余談ですけど、マクロ写真ってインスタのいいね多いんだよね。
そろそろ欲しくなってきたのではないでしょうか?
動画やブログでの説明を聞いて、少しは欲しくなったのではないでしょうか?
マクロ最初はちょっと難しいけど、
なれるとめっちゃハマります(^^;
そしていいね!が2割増し。
今までの自分にちょっとマンネリを感じた時、
速く写真が上手くなりたいとき、
そんなあなたの気分転換にピッタリです!!
コメント