そもそもPRSってメーカーって何?
PRSは”Paul Reed Smith”の頭文字を取った略称です。
こういうメーカーの名前って、創業者の名前使われることが割とよくありますよね。
フェンダーとかもそうですし。
PRSもその例にもれず、ポールリードスミスさんが創業者ということなんですね。
今やフェンダーやギブソンと並ぶ有名メーカーになりましたね。
なんといってもその高級感は横に並ぶものがありません。
もうね、その美しさは高級家具のレベルなんですよ(^^;
そ美しさがプロミュージシャンの心を鷲掴みしてるんですね。
PRS(Paul Reed Smith)Private Stock McCarty 594 Pyramid Inlay McCarty Glow 2022 価格:2,348,000円 |
価格:2,178,000円 |
でもトンでもなく高いのもPRSの特徴だったりします(^^;
それでは一般の人に手が届かないので、
PRSの特徴を生かしたお手頃価格モデル、
それがSEシリーズなんです。
価格:103,000円 |
Paul Reed Smith(PRS) SE Custom 22 〜Vintage Sunburst〜 #D16131 [3.71kg] [送料無料]【お茶の水駅前店】 価格:108,878円 |
新品のもので10万前後、中古ならもう少し安く買えるので、
初心者から中級者まで幅広く使えると思います。
実際自分も一本持っていて、すごく気に入っています。
↓この色のやつです。
PRS SE CUSTOM 24-08/Eriza Verde エレキギター 【ポールリードスミス(Paul Reed Smith)】【新宿PePe店】 価格:127,600円 |
PRSのギターの特徴。
先ほどPRSのギターは美しいってお話をしましたが、
特徴は外見だけではありません。
そのスペックも特徴的なんです。
PRSのギターの特徴を一言で言うと。
FENDERとGIBSONのいいとこどり。
って感じなんですね。というより、ストラトとレスポールの間って感じですかね。
(最近ストラトがベースのモデルもある)
詳しく説明すると、
・スケールがギブソンより長く、フェンダーより短い。
スケールというのはナットからブリッジまでの長さを指しますが、
この長さがギブソンの標準(24.75inch)と、
フェンダー(ムスタングなどは除く)の標準(25.5inch)の間、
25inchのモデルが多いんですね。
・基本の構成はレスポールに似ている。
ボディの材材がメイプルトップマホガニーバックだったりすることや、
PUが2ハム構成なことをかんがえると、
基本的なコンセプトはレスポールから発展させているようです。
・アームがついておるモデルもある。
基本コンセプトはレスポールだったりしますが、
レスポールにはないものがついてたりするモデルがあります。
それがトレモロブリッジです。
ストラトのようなシンクロトレモロがついているものもありますし、
フロイドローズがついているものもあったりします。
Paul Reed Smith (PRS)【CE22】ビンテージチェリー【中古/エレキギター/ポールリードスミス】岡山店 価格:128,000円 |
・バリエーションが何気に豊富。
基本のスケールだったり材質だったり、ベースは同じでも、
すごくバリエーションが多いのもPRSの特徴ですね。
先ほどお話したトレモロもそうですし、
セミアコのようにボディが空洞になっている、ホロウボディのタイプもあります。
PRS 《ポール・リード・スミス/Paul Reed Smith》 SE Hollowbody Standard (McCarty Tobacco Sunburst)【ikbp1】 価格:151,985円 |
Paul Reed Smith(PRS) SE Hollowbody Standard ~Fire Red Burst~ #F00503 [2.79kg]【お茶の水駅前店】 価格:151,985円 |
ソリッドのモデルもいいですが、ホロウボディのモデルも渋くてかっこいい!
結局何がいいの?
そこ気になりますよね(^^;
僕が勝った時は衝動買いだったのですが、
その見た目に惹かれて店頭で試奏させてもらって一番最初に感じたのは
めっちゃ弾きやすい!
って事でした。
知識としてストラトとレスポールのいいとこどり、
スケールも中途半端なイメージでしたけど、
僕の手にはすごくしっくりきました。
普段ストラトスケールのギターを弾くことが多いんですが、
正直ちょっとだけスケール長いな、って思うこともあって。
でもギブソンスケールはなんとなく合わなかったのですが、
PRSはばっちりハマりました(^^;
10万程度のギター見えないほど、高級感ありますしね。
なんといっても、PRSの特徴であるバードインレイが高級感出してます。
以前のSEはバードインレイじゃなかったんですけど、
SEにもバードインレイが採用されてぐっと高級感が出ました。
音もいいです!
木材とPUの組み合わせでやっぱりレスポールに近い音なのですが、
スケールが少し長いせいか、ちょっと解放感のある音がします。
コードストロークが気持ちよかったですね。
PUはあまりパワーがある感じではないのですが、
その分コードの分離感もいいし、
激歪させても音がつぶれないのがいいですね。
アタックがクリアだし、そこそこの粘り感もあるので、
リードプレイもすごく弾きやすいです。
ジャズやブルースプレイヤーから、メタルギタリストまで、
幅広いプレイヤーがPRSを使ってる理由が分かります。
レスポールにはないコイルタップもできるので、
シングルコイルのレスポール?みたいな音が体験できます。
とにかく何をやるにも丁度いいってのが印象的でした。
ジャンル選ばずどこにでも持っていけるってすごい強みですよね。
おかげで試奏後、即買いでした(^^ゞ
価格:156,429円 |
PRSに合う弦
先ほど、PRSはスケールが25inchって話をしましたが、
これによって、使用する弦のゲージの選定が難しくなります。
例えば、ストラトなら009-042が標準、
レスポールなら010-046が標準って標準ゲージがあるわけなんですが、
適正な弦のテンション(固さとここでは言っておきます)にするために、
長いスケールには細めの弦、短いスケールには太目の弦、ってのが合うのですが、
PRSに合う弦ってなかなかむつかしいです。
自分自身模索する中で010のセットだと固いし、
009のセットだと音に腰が無くなっちゃう気がしました。
で、色々探したところ、ダダリオからこんな弦が出てました。
EXL-120 (DADDARIO) ダダリオ エレキギター弦(Super Light Plus .0095-.044) XL NICKEL 価格:641円 |
0095-044なんてまさに中間のゲージですが、
これがPRSにばっちりハマります(^^)v
テンション感もちょいどいいし、チョーキングもしやすいし、
コードも重たくなりません。
しかし、個人的にオススメなのは、
【ゆうパケット・送料無料】D’Addario ダダリオ エレキギター弦 NYXL Super Light Plus .0095-.044 NYXL09544 価格:1,485円 |
NYXLシリーズですね!
ちょっと高めですが、弾き心地最高です。
音もちょっとパリッとする感じですね。
ギターだとちょっとわかりづらいですが、
通常のニッケルより弦のテンションは柔らかめな気がします。
先ほど、あうゲージがないという言い方をしましたが、
例えば、ブルース系でローゲイン、もしくはクリアな音で、
もっと音の太さやコシが欲しいって方は、010のゲージ使うってのもありですし、
ハイゲインで早弾き命だぜ!って人は009張るのもありだとおもいます。
イングヴェイやエディも通常より細い弦張ってるって噂ですしね。
一本持っておいて損はない?PRS SE
気ほども話したように、弦のゲージを変えることで、
多様な音楽に対応できますし、スペック的にも対応の幅が広いんので、
中級者はもちろん、初級者にもおすすめの一本です。
初級者はいろんな音楽を吸収する時期ですから、
特徴が尖がってるギターよりもこういうギターの方がいいと思いますね。
高級感あるから仲間にも自慢できますしね。
余談ですが、自分のPRS SEを初級者に近い人に弾かせてみたところ、
やっぱり弾きやすい!って感想もらったんですね。
初級者にも違いが分かるPRS SE,
あなたも一本どうですか?
個人的に今欲しいのはこれ。
Paul Reed Smith(PRS) SE Hollowbody~Black Gold Sunburst~ #F00614 [2.74kg]【お茶の水駅前店】 価格:174,205円 |
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