35インチベースの効能。

Bass本体

こんにちは、くまちゃんです。
楽器楽しんでますか?

今日は普通のベースよりもちょっと長い、
35インチベースについて、ひも解いてみようと思います。

ハイエンドの多弦に多く見られる35インチベース。
実際どうなの?って気になる方も多くいると思います。

35インチベースにまつわるキーワード。

このブログを開設する前にもブログをやっていた僕ですが、
その時うちのブログにヒットした、
の35インチベースにまつわる検索キーワードを上げていきます。

5弦 35インチ 初心者
ベース 35インチ メリット デメリット
ベース 35インチ 弦

35インチベース 弾きにくい。

こんな感じだと思います。
要するにほとんどの方が、気にはなるけど、
実際の所はわからない、って感じなのでしょうね。

一つづつお話していきます。

5弦 35インチ 初心者

個人的な見解で行くと、条件付きでこれはありだと思います
条件はセッティングをちゃんとすること。
それはお店でもいいし、信頼のおける友人とかでもいいです。
後ほど後述しますが、
35インチはあまりセッティングに妥協できない感じなんですよね。
ちゃんとセッティングしないと、普通の34インチより格段に弾きづらくなります

おそらくのワードで検索した人は、
欲しいベースが35インチの5弦なのだけど、

初心者がそんなベースを買ってもいいのか?
初心者に35インチは難しいんじゃないのか?
そもそも5弦は必要ないんじゃないか?
後で後悔するんじゃないのか?

とか色々悩まれているんだと思います。

ただし、ちゃんとセッティングが出来ているものであれば、
多少感覚は違うものの、ほぼ34インチ同様に弾けるので、
初心者の方でも全然大丈夫だと思います。
34インチでも35インチでも、
ベースを弾く難しさは一緒なのです。

5弦に関して言えば、特に気にすることはないと思います。
個人的には初めの一本が5弦でもいいかな?って思ってるので(^^;
ただ、普通の教則本とかも含めて譜面は4弦用に記載されているものがほとんどなので、
自分でその辺を変換することができるかどうか、です。

以下の記事も参考にしてくださいね。

難しい事ではないんですけどね。
5弦をないものとして考えればいいだけなので。

ベース 35インチ メリット デメリット

35インチベースの主なメリットは、
35インチは34インチよりも弦の張力が高くなるため、
5弦などのLo-B弦で効力を発揮します。

35インチベースのほとんどが多弦なのもこの理由です。

Lo-B弦のテンションも稼ぎつつ、その他の弦の弾きやすさを追求したのが、
ファンドフレットってやつなんですね。

35インチのベースのメリット。
個人的には低音域の音程感が出しやすいということだと思っています。

同じチューニングの場合スケールが伸びる事によって、
弦のテンション(張力)が上がる。
その張力の高さが弦の振動を安定させ、音程感がはっきりすると。

ゴムひもを両手に持って、
ダルダルの状態ではもちろん振動は安定しませんが、
両手を広げていくとゴムひもの振動が綺麗になっていくのが分かると思います。

そんなイメージだと考えて問題ないと思います。

そして、
弦のテンションが上がる事によって音の立ち上がりが早くなる。

音の立ち上がりが早くなることによって、
早いパッセージでもクリアに聞かせることが出来るわけです。

逆に音の切れもいいので、休符が立つわけですね。
ゴーストの立ちもいいですし、16ビートの曲は弾き易い印象です。

そして、テンションが高いことによって、
弦高を下げてもビビリにくくなる。

以上のことから35インチは、
テクニカル系のベーシストに愛用者が多いのですね。

きっと(^^;

先ほど、
同じチューニングであればスケールが長い方がテンションが高くなるという話をしましたが、
これを逆説的に考えると、

テンションが一緒なのであれば、
スケールが長い方が音程が下がる、

という事になります。

すなわち、ダウンチューニングに有利なのです。

ダウンチューニングをする場合、
ただ音程を下げるだけだと弦のテンションが下がります。

その分、倍音も増え、音程感が悪くなってしまうのですが、
たいていの場合、ここで弦を太くするのが一般的です。

弦を太くすると、テンションは稼げますが、
音のアタック感は丸くなってしまいます。

リズム的にルーズに聞こえてしまったり、
音がモヤケてしまったり。

それを嫌う場合は、
スケールを伸ばすという方法が一番手っ取り早いのです。

35インチスケールのベースは、
5弦のLo-B弦を生かすために生まれたといっても過言じゃないですからね。
(いや、多分(^^;)

35インチのデメリットは、

1フレットが遠い(^^;

そんなこと?って思うかもしれませんが、結構シビアです。
特にストラップを短めにした場合顕著に出ます。

そして、弦のテンションが高いので、弦高上げるとより弾きづらい(TT)
デメリットになりえるかはわからないけど、
先ほども言いましたが、セッティングはよりシビアに攻めたいところ。
廉価版の楽器ではそこまでシビアなセッティングに耐えられませんからね、
ハイエンドも楽器が多いのもそういう理由なのかもしれません。

ベース 35インチ 弦

34インチのテンションが一番弾きやすいと考えている人は、
34インチの時よりもゲージを一つ細いものにすると弾き易いのかも?
って思います。特に3弦4弦などの太い弦は。

細い弦張ると音が細くなってしまいそうで嫌、という人は、、
ネック調整、弦高調整をめちゃくちゃシビアにやるしかないですね。
テンション高いとかなりベタベタまで弦高攻められますし、
そこまでやれば、押弦のし易さも変わらないと思います。

弦に関しては、
材質やメーカーなどで音色やテンションも違いますし、
色々試して見るしかないですね。

ちなみにですが、
他のメーカーはわかりませんが、

ダダリオは普通に売ってるロングスケール用の弦で、
35インチも十分長さは足ります。

わざわざ値段の張るスーパーロング用の弦は買わなくていいです。

35インチベース 弾きにくい。

どこの部分が弾きにくいのかは分かりませんが、
ネックと弦高のs調整、ストラップの長さを調整すれば、
だいぶ解決できると思います。

先ほどもお話したように、
35インチはシビアな面もあります。
しかし、ちゃんとメンテ、調整したり、
弾きやすい弦を研究したり、
手間をかければかけた分だけ弾きやすくなると思います。
でもそれは普通の34インチも一緒なんですけどね。

34インチは妥協できる幅が広いので、
あまり気づかないだけなんですけどね(^^;

35インチベース、恐るるに足らず。

まとめとして、
35インチだからといって、ビビる必要はありません。

自分で楽器に手を入れられる人なら、
全然恐るるに足らずです。
多分、3か月も弾きまくればすぐに慣れると思います。

初心者の場合は、セッティングをお店や他人に任せないといけないですが、
ちゃんとやってもらえれば恐るるに足らずです。

音の切れが良い、タイトな音が出る。
低音のハリがある。Lo-Bのバランスがいい。
ゴーストノートが出やすい。
などのメリットを理解すればいい武器になると思います。

多少の弾きにくさや違和感は弾きこめば慣れると思います。

味方につけると心強い楽器です!

35インチのベースって、
数が少ないから特殊に見えますけど、
そんなに身構えるほどの差ではないというが、
個人的な印象。

好みの差で収まる範疇ではないかと。

欲しい、手に入れたいと思ったベースが、
35インチだからといって躊躇することはないと。

弾きにくさや違和感は、
セッティングと慣れでどうにかなるんじゃないかと思います。

34インチには34インチの良さがあるし、
35インチには35インチの良さがあると思います。

個人的な経験ですが、
34インチで上手く出来なかったことが、
35インチでは上手く出来る、
という事がありました。

その逆もしかりです。

最初は違和感や弾きづらさがあっても、
弾き続けていれば必ずおっ?!って思うところがみつかるんじゃないかと(^^;

無責任な意見ですが(^-^;




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