バンドから何が得られるのか?

バンド人間学

「株式会社ふれくさぶる」YouTubeチャンネル連動企画です。

こんにちは、くまちゃんです!
今回もYouTubeチャンネル連動企画の記事をお送りしたいと思います。

現在、音楽、楽器の活動はSNSやYouTubeなど多岐にわたっています。
それはそれで素晴らしいことなのですが、
そういう活動を並行して”バンド”というものを
株式会社ふれくさぶるでは推奨したいと思っています。

それはなぜなのか?何を得られるのか?

動画の方にどうぞ!
一度見た人ももう一回見てね(^^;

株式会社ふれくさぶるYouTubeチャンネルより。

バンドやろうぜ!

先ほども書いた通り、株式会社ふれくさぶるではバンドを組むことを推奨しています。

「他人と一緒に音楽を演る」ということに価値がある、そういう認識からなんですね。

一人の活動が充実して得られるものも多いですが、
他人と演奏することで得られることも多いです。
自分一人では得られるものを探し求めることに枯渇することもありますが、
人との演奏では人が変われば得るものも変わります。
極論で言えば、人と演奏して得られるものは枯渇しないし、
バリエーションは無限大なんです。

何度も言うように、一人の活動を否定している訳ではありません
より深く広く見識を持つためには、バンドやユニットでの活動も視野に入れてほしいと思います。

一度バンドやったけどもういいや、って思った人はきっと、
出会った人に問題があっただけで、
バンドという活動に問題があったわけではないはずです。

友人ができる。

動画だけ見てると、何を当たり前のことを(^^;
って思いますよね?

今の時代、”対人スキル”って言葉があるくらいなので、
人との接触にはとても気を遣う時代です。
だから「ぼっち」とか「陰キャ」とか「コミュ障」とかいろんな言葉が派生してます。

友人作るの得意だし?特に揉めたこともないし?
って人はこの章は飛ばしてもいいかもです(^^;

普段の生活の中でコミュニケーションが苦手な人や、
人と話をするのが苦手、でも治したいって人はバンド組むのをオススメします

動画でも言ってますが、共通の話題ができるって、
ものすごいアドバンテージなんですよ。

合コンでもなんでもいいですが、
”初めまして”の人に会ったときに話題に困るって人いませんか?

でもアニメが好きとか音楽が好きとか、
詳細はジャンルは違くても共通の話題が見つかるとホッとしませんか?

今はオタクといっても色々な方がいますが、
昔はオタクってコミュ障の代名詞だったんですよね。

出会って、普通の話ができない。
ここで言う普通の話っていわゆる”当たり障りのない話”です。
天気の話ですとか、気温の話、ニュースの話ですとか。

こういう当たり障りのない話って、話の内容に意味はないんですよ。
沈黙を破って”話しかける”ってきっかけと、その後の話の導入にしたいだけなので。

主に沈黙を破って相手の警戒心を解くのが目的なので、
その話が面白くなくても、何か喋ればいいんです。

でもそういう話ができない人の多くは、
そういう話はつまらない、意味がないといって避けてしまう真面目な人なんですね。
要するに、口を開く以上相手を楽しませる、意味のある話をしなくちゃいけない
そんなプレッシャーを背負ってしまう訳なんです。

一度きっかけを失ってしまうと、ただ黙って下を向いてしまうって経験ありませんか?

そういう時でも、相手の好きなものが自分と共通してるってだけで、
かなり楽になるはずなんです。
それを繰り返すことによって挨拶のバリエーションやハードルも下がっていくので、
コミュ力をつけるきっかけにもなります。

そうなんです。コミュ障さんの多くは、
適切な場所で訓練してないので、経験不足に陥ってるだけなんです。

オタク同士の会話ってすごく早口で濃密なんですよね。
漫画オタクでもジャニオタでも、アイドルオタでも。
オタクって言い方を変えればちょっとした専門家なので、
専門の話は誰でも饒舌になります。
僕らも音楽や楽器の話は盛り上がるじゃないですか?

逆の目線で言えば、コミュ障や人見知りの人の心を開くには、
質問を幅を広くしたり、
SNS読んだりや相手の恰好などから、趣味趣向を探し当てて話をするのが一番の近道です。

バンドという大きな枠で共通の話題あがあるのだから、それを使わない手はないです。

”仲間意識”ってすごく大事なんです。

今学生さんのあなたは、コミュ障や人見知りでもなんとかやっていけてると思いますが、
社会に出ると”人間に関わる事“が段違いに増えるので、
そのまま社会に出てしまうと心折れたり、引きこもりになってしまうこともあります。

人とのかかわり方、距離感、トラブルなどの対処法などを、
バンドという小さな社会を通じて、適切に訓練しておくと将来困らないです。

訓練の場所はバイトとか他にもあるのですが、
音楽好きの共通の話題の作りやすさはバンドかな?と。

人と演奏する達成感、高揚感。

これは、経験しないとわからないのだけど、
バンぢをやってると音を通じて感動を共有した!って感情がわくんですよ。

人と感情を共有するって、ものすごく興奮するというか高揚するんですね。

デートとかでドライブ行って、とてもきれいな景色を見て二人で感動した!とか、
超おいしいコーヒーを出すカフェを二人で見つけた!となれば、
絶対また来ようね!って盛り上がるし、
二人で超泣ける映画見た時には、そのあと映画の話で盛り上がれる。

どれもこれも共通しているのは、
感情を共有すると距離感が近くなる、ということです。

カップルの初期のデートなんて、ほぼそれが目的ですよね?
動物園も美術館も、水族館も遊園地も共通の刺激、感動をもらう場所だし。

バンドをやってると、
「なんか今のいい感じじゃない?」って演奏にぶち当たります。
そうすると忘れないうちにもう一回やろう、ってなって、
やっぱりいい感じになると、おお!ってなります。

それは全員ががそれぞれ上手くなった成長の証ってわかってるから。
このメンバーだからこそここにたどり着いたんだ!って思えるから、
感動を全員で共有できる。

一人でコッソリ喜ぶのとr違って、褒められるし褒めるし。
いい循環しか起こらないんですよね。

その時まで一生懸命練習してきて、壁をこえた達成感と、
感動を共有できる高揚感は一人では味わえないし。
大きさも別物です。

おいしいものを一人で食べてもそりゃおいしいけど、
そのおいしいものを”ここのお店超うまいんだぜ!”とか言って、
おいしいって言ってもらえたらもっと嬉しいじゃないですか。

そういう共有って自分の紹介したものを褒めてもらえた、
他人に認めてもらえた、っていう承認欲求も満たせるんですよ。

それはSNSなどでいいね!沢山もらうよりも満たされるはずです。

挫折しづらい、上達しやすい。

すごく単純に言うと、
仲間がいると劣等感を緩和してくれたり、
一人で悩むことを回避できるようになるんですね。

やはり一番いけないのは一人で悩むことなんです。

それはバンドに関わらずそうです。

悩んでるとき、一人で答えを出そうとすると必ずネガティブな方向に向かいます。
人一人の視野なんてたかが知れてるし、
増して”な病んでる(変換ミスじゃないよ)”時って、病んでるわけですから、
ポジティブに元気になんてなれる訳がないのです。

楽器、音楽に限らずですが、
人をそばに置くこと、人に恥ずかしがらずに話すことで、
大抵のことは解決します。

人話さなければ人に協力もしてもらえないし、
リアル友達がいないのならネット内での救済を求めるのもありですが、
実際に助け舟を出して実行してくれるのは、リアルなつながりの人だけです。
ネットで知り合って、わざわざリアルに出てきてくれる人は珍しいです。
(先日の女性自衛官のセクハラ問題は特殊ですが素晴らしい事です。)

話が大げさになりましたが、
バンド入ってると楽器辞めちゃおうかな?って思っても深刻化しづらいんです。
もちろん、家庭の事情や環境の変化などでバンドを離脱しなきゃいけない時もありますが、

楽器を辞める、という選択肢にはつながりづらいんです。

上達しやすいってことに関して言えば、
これは単純に言うと楽器を弾く機会が物理的に増えるんですよね。
動画でも言ってますが、バンドをやると”締め切り”ができるので、
そこまでに少しでも上手にならなくちゃ、って責任感も生まれるんですね。

これが一人だと、明日でいいやとかもうやらなくていいや、に繋がったりします。
そういうのに負けないストイックな方や、純粋に練習楽しめている人には、
あまり関係ない話かもしれませんね(^^;

”上達する嬉しさ”を実感できている人はきっと大丈夫だと思いますが、
初心者の中には”自分が上達しているか実感が湧かない”って人がいます。

そういう真面目な方はワナにハマりやすいんですね。

外から見れば上達はしているのに、
耳だけ発達していて、全然音源通りじゃない、とか考えちゃう。

上達具合は過去の自分と比較するものであって、
お手本との距離感で計るものではないです。

余談ですが、音源などのお手本は一つの基準ですが、
音源を追い求めすぎてもダメなんですね。
だって絶対同じようにならないから。

どれだけ音色をまねたり癖を習得して究極を極めても、
凄く似てるね!って称賛されることはあっても本人にはなれないんです。

感心」はされても「感動」は呼ばない。

ひと時の勝算はあっても人の心には残らないですよね。
物まね芸人さんが常に新しいレパートリーを必要とするのも、
「感心」では続かないことを知っているからです。

絶対に超えられない壁を越えようとするより、
自分の個性を生かして自分らしさを磨く方が人に認めてもらえます。

物まね芸人でも「変人」の4人や、コロッケさんなんかは、
物まねという枠ではありますが、オリジナリティありますからね。

人に褒めてもらえる、感動してもらえるってすごくモチベーションを加速させるし、
それが上達につながるのは誰でもわかりますよね。

SNSとかで褒められるのもいいと思いますが、
自分の裏の努力がんばりを知っている人から褒めてもらえると、
その嬉しさは倍増すると思います。

だって、今だけを褒めてるのと違って、
これまでの全ての努力を全部肯定してくれるわけですから。
それで身に付いた自信は大きいです。

デメリットはあるのか?

デメリット?ないとは言えないですね(^^;

動画でも言ってますが、人と関わる以上、
必ずトラブルはつきものです。

バンドをやらない、って言ってる方に多くはそういう方だと思います。
(稀に全部自分の思い通りにならないと嫌だからバンドやらないって人もいます)

でも雨降って地固まるじゃないですが、
多少のトラブルは距離感や結束を固めるチャンスだったりします。

そういう時って人間本音が出やすいですからね。
メンバーの人となりを知るチャンスです。

人となりを知っておけば、二度と同じトラブルが起こらないようにできるかもしれないし、
トラブル自体はデメリットではありますが、
長い目で見ればチャンスなんです。

そもそも合わない人というか、
どうしてもいやな人が出てきてしまうのはわかりやすいデメリットですね。

そういう人と出会うと、その人の処理にリソースを取られてしまうので、
演奏を楽しむどころではなくなってしまう場合があります。

先々ですが、そういう人の対処法なども発信していければ、
と思っています。

結局何が得られるのか。

ここまで根気よく文章を追ってきてくださった方はもうお分かりだと思います。

バンドをやることで得られるものは。

自身のコミュ力を鍛える場所。
人見知りさんなどの対処法。
これから長く続くであろう、人との縁。
人との演奏を通して得られる感動とその共有。
みんなで乗り越えたという実感と達成感。
悩んでも深刻化しない環境。
独学で上達しやすい環境。

まだまだたくさんあると思います。

バンドなんて、って思わずに一度飛び込んで見てください。

一人では味わえない気持ちいい、病みつきになることが沢山あります。
世の中の多くのバンドマンがそれを知っています。
みんなそれを知っているから辞められない。

あなたも知りたくありませんか?

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