こんにちは、くまちゃんです!
楽器楽しんでますか?
楽器本体やエフェクター、アンプなんかにはこだわり持つ方は多いけど、
意外にもおろそかにされがちなのがシールドケーブル。
楽器やエフェクター、アンプをつなぐケーブル、大切じゃないわけがありません。
今日はそんなお話です。
シールドケーブルってこだわってる?
おそらく上級者やそれに近い中級者の方はシールドにはこだわってると思いますし、
しっかりお金をかけていると思います。
高ければいい、って物でもないけど、
それなりにきちんとした物、って考えたらある程度値段はかかります。
ケーブルやチューナーってお金をかける優先順位低いのよね(^^;
なんなら、エフェクターボードのパッチケーブルはしっかりこだわってるのに、
それ以外のシールドケーブルにはこだわってないう人も居たり、
それなりに高いベースを弾いている人でもケーブルは適当って人がいたりして、
結構おろそかにされちゃうんですよね(^^;
なんでおろそかにされちゃうのか。
きっと変えても違いが分からないから変える価値も見いだせない、
ってそんな感じだと思います。
乱暴な言い方ですが、
ケーブルの違いが分からない人は残念な耳、感覚をお持ちということになります。
でももちろん、耳や感覚は磨けます。
おそらくそれなりに楽器を沢山弾いてきて、機材にこだわって来てる方なら、
その違いを感じることが出来るはずです。
シールド変えて何が変わるの?
先ほどシールド変えても違いが分からない、
そんな話をしましたが、普通に考えれば音が変わります。
もちろん、楽器本体やエフェクター変えた時のような劇的な変化はないかもしれませんが、
ケーブルそれぞれの特徴があってEQみたいな効能もあったりします。
なぜ音が変わるのか。
楽器からでた音(電流)はシールドケーブルを通って、
アンプやエフェクターに送られるわけです。
そのケーブルの中を道路、音(電流)を車とするならば、
道が綺麗に舗装されてて天気も良くて何も邪魔されなければ、車は綺麗なままですが、
道路が舗装で凸凹で地面に岩が埋まってたり、雨がザーザー降ってたら、
車は傷だらけ泥だらけになります。凹んだり故障するかもしれません。
すなわち音の劣化ですね。
ケーブルを変えてあげるということは、音の扱いを良くしてあげることだと思うんです。
綺麗に舗装されている道でも、長く走ればある程度ホコリなどの汚れがついてしまうように、
ケーブルが長いほど音の劣化は進みます。ケーブル本体の抵抗だったり、ノイズの関係ですね。
でも、いいケーブルはその汚れ自体が少ないので、
ケーブルが長くても楽器本来の音を最大限生かすことができます。
余談ですが、
シールドじゃなくてワイヤレスなら、電波だし抵抗やノイズの影響受けにくいのでは?
って話もありますが、半分正解です。
電波なので抵抗もノイズもありませんが、今のワイヤレスはデジタルなので、
デジタル信号にコンバートするときに電波に乗らない部分がある、って話なんですよね。
たとえれば、同じ曲でもアナログレコードとCDでは聞こえ方が違う、みたいな?
(CDは再生できる周波数帯域が決まってる)
デジタルデータもそうですね。
この場合は劣化ではなくて、変質ですね。
ちょっと例えが難しかったかもしれませんが、
音が変わるって言われても微妙な差じゃん?
微妙なら変えなくてもいいや、って思う人も居るでしょうね。
多分、人の演奏でケーブル変えたとしてもわかりづらいと思います。
その違いを知るなfら、自分の楽器で自分で演奏するべきなんです。
そうすると何が分かるか。
音の変化以上に弾きやすさみたいなものが変わるんですよ。
人間の感覚って鋭いもので、自分で弾くと微妙な差でも分かったりします。
弾いてて音がダイレクトに感じたり、早く感じたり、
ケーブルそれぞれの特性で弾き心地が変わります。
廉価版のケーブルから、それなりにいいケーブルに変えると、楽に弾ける感じもします。
音が一枚幕が剝がれたようにクリアになるし、
ちょっと触れても音が届くので変な力を抜くことができます。
ギターやベースで脱力するべし、って良く言われますが、それができない人は、
音のクリアさやダイレクト感が足りないって感覚的に思っていて、
結果無意識に力を込めすぎてしまっている、ってことがあります。
もちろん、初心者にはこの感覚はわからないかもですけど、
分かるようになれば中級者ですね(^^)
アンプで鳴らすなら出来るだけ大きい音だとわかりやすいし、
ヘッドホンで比べるとわかりやすいです。
楽器から出た音が悪いケーブルで高音域が劣化してしまった場合、
(ケーブルはまず高音域が減衰する)
そのあとのエフェクターやアンプでは補正することができません。
ないものは増やせないんですね。
音域をカットするにせよ、ブーストするにせよ、
楽器の音がちゃんとエフェクター、アンプに届くことが大事なんですね。
ケーブルってどれ買えばいいか分かんない。
ですよね…….(^^;
昔はあまりケーブルの種類ってなかったので、ど定番みたいなのもあったのですが、
最近種類が多すぎてどれを選べばいいか分かんないですよね。
あなた個人の好みとかを抜きにして、
ケーブル変えると音変わる!感触変わる!って実感したい方は、
モンスターケーブルがオススメです.
ギター、ベースそれぞれ専用ものがありますし、
プラグもちょっと目立つしカッコいいですよね。
さり気なくこれ使ってると、音にこだわってる人に見られるというおまけもついてきます。
音は凄く特徴的ですね。
ギター用ベース用とも、とっても元気な音が出ます。
ある意味ちょっと癖が強いと言えますが、クセが強い分ケーブルの特性が分かりやすいですね。
ケーブル自体も太くてしっかりしているので安心ですし。
このケーブルなら割と多くの人が違いわかると思います。
ちょっとだけ値段が高いのがたまに傷ですが、
ケーブル入門編としてはいいものだと思います。
そのほかにも、ProvidenceやEx-Pro,Beldenなど沢山のメーカーからケーブル発売されてますので、サウンドハウスなどで色々探してみるのもいいと思います。
体験談。
ちなみに僕は、ギター用ベース用ともにProvidenceを愛用してます。
ギター用はy特にですが、僕の好きな落ち着いた高域がでるので特にお気に入りです。
じゃぁプロヴィデンス紹介しろよって話ですが、
初めての人が使うにはちょっとシブいかなって(^^;
最初の方には、おおっ!って思ってもらいたいんですよね(^^;
僕自身、ケーブルのすごさを知ったのがモンスターケーブルだったんですよ。
当時スタジオで使っていたケーブルはモンスターケーブルだったんだけど
その当時音の違いと以下よくわかってなくて、
プラグカッコいいから買った、みたいな感じだったんですね(^^;
でも家で宅録(言い方古い(^^;)するときは、1mの安いケーブル使ってたんですよ。
家で長いケーブルうざいし、ケーブルって短ければ短いほど音の劣化が少ないので、
適当な安いケーブル使ってて。
余談ですが、
ケーブルって、メートルと値段が比例しないじゃないですか。
3m3000円でも1m2000円とか。
長ければ長いほどお得な値段設定になってるんですよね。最初はその理由が分からなかったんですよね。あれはケーブル本体よりもプラグの値段が高いんだ、と。
1mケーブル買うのに、3mとあまり値段変わらないのはなんか納得がいかなくて、
ちょっとノンブランドの物を買ったのですよ。
で、安いのでやっぱり断線してしまって。
とはいえ、録音の途中だったのでうざいけどモンスターケーブル使ったんですよ。
そしたら全然音が違う!
いやいや、かたやノンブランドとはいえ1mのケーブル。
方やモンスターとはいえ、6mケーブル。
短い方が有利なはず、と思いきや、
全然モンスターの方が良い音したんですよね。
宅録なのでヘッドホンでモニターしてたのだけど、
まず音がでかく感じるし、ドライブのゲインが上がってる気がするし、
ディレイなどのノリも良くなってる気がする。
それくらい違ったんですよ。
ノンブランドがそれだけ音を劣化させてたのか、
モンスターが怪物たる所以なのか。
すでにセッティング済のエフェクターのセッティングを変えなきゃいけなくなったばかりか、
それまでに録音した物とのつながりもあるので、
結局一から録りなおすって事になったと。
音の伸びもよくなって、弾きやすくなったせいか、
ちょっと上手くなったような気もしたし。
それを機にケーブルにはこだわるようになりました。
実際スタジオなどでモンスターとそれまで使ってた適当なケーブル比べると、
明らかに違いわかったし。
やっぱり比べてみないとわからないですよね。
僕が以前お世話になってたレンタルスタジオでは、
ケーブルのレンタルをやっていて、色々弾き比べてくださいってことをやってました。
微妙なタッチや感性にこだわるようになってきたあなたには、
ケーブルでそれを手に入れられるかもしれませんよ?
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