こんな性格の人は挫折しがち 5選Part2

バンド人間学

こんにちは。くまちゃんです!
今回は、前回の続きですね。
今回はなぜか長編動画になりました(^^;
おそらくいつもなら二つに分けたんだろうけど、
内容的に一気に見てほしい感じもしたので、一本にしてます(^^ゞ

それでは早速行きましょう!

1.熱量の低い人

これはわかりやすいですね。
何か興味を持って楽器を始めたとしても、
その熱量が無いと続きません。
動画では触れてないですが、挫折してしまう人の多くがこのパターンだと思います。

楽器に限らず、何かを習得するためには、熱量って絶対必要なんですよ。

技術や知識がカロリーだとするならば、それを燃やし切る熱量が無いとダメですよね?

とはいえ、その熱量も人それぞれなんですよ。
100円ライターとバーナーでは熱量違うように、それぞれ持ってる火力が違うのも当然なんです

仮に熱量高くても、燃料少なかったらすぐにガス欠になっちゃいますけど、
同じ燃料なら長く続くのもこういう人なんですね。

熱量が低いのは飽きっぽいとかそういうのとは違うのかもしれないです。

動画でも言ってますが、楽器に対しての熱量が低いなら、
仲間との交流を楽しみにするとか、音楽に付随する”楽器”以外の楽しみを見つけると、
楽器への熱量を保てるかもしれないですね。

ありきたりですが、楽器始めたきっかけを思い出すことでしょうか。

僕自身長く音楽やってますが、
実際何度も音楽辞めようと思ったこともあるし、
実際5年くらい楽器弾いてなかった時期があります。
楽器をまた弾き始めたのは、楽器始めた頃に聞いてたアーティストのライブ見たりして、
やっぱカッコいい!って思って再燃したんですよね。

やはり自分の中でカッコいいって憧れたものって変わらないんですよ

なんとなくやる気が起きなかったり、
なんか諦めムードの時は、そういうのを思い出すといいと思います。

熱量低い人は、ある意味不安定ではありますが、
燃費がいい分、
山を越えれば長く続く方なんだと思うんですね。

2.何事にも真面目な人

真面目な人、一見いい事のように思えます。
実際真面目に練習に取り組める人ほど上達します。
ではなぜ挫折しやすいのか。

真面目な人ほど視野が狭くなりやすいって事なんです。

真面目な人がスクールや教則本やYouTubeなどで技術を得る際に、
真面目であるがゆえに没頭しがちなんですよね。

ある程度没頭するのはいいことなんですが、
周りが見えなくなるほどだとちょっと困っちゃいます。
動画でも言ってますが、
「こうしなきゃいけない」「こうならなきゃいけない」
という風に自分にプレッシャーかけてしまうのもこういう人なんですね。
凄く簡単に言うと石頭みたいなことですね。(^^;

例えばですけど、
ギターのピッキングのフォームなんて、十人十色だし自分で弾きやすいフォームを極めればいいんだけど、
たまにスクールの先生とかで「こういう形で弾きなさい」って矯正しちゃう人がいるんですね。
そうすると、真面目な人はそれを真に受けて弾きにくいフォームで練習するわけです。
すると当然、弾きにくいフォームで弾いてるわけだかtら、以前よりも下手になるわけです。

自分のフォームの時は弾けなくてもマシだったものを、
フォーム矯正することで、上達どころか下手くそになってしまい、
いつまでもできない自分に絶望して辞めてしまう、みたいな。

これ、例えばって書きましたが、実際にあった出来事なんです

そもそも、変なフォーム矯正したその先生に文句言ってやりたいところなんですけどね。

それよりも、その子が真面目過ぎて先生の言うこと聞きすぎて、
一生懸命取り組んだ結果、辞めてしまったわけです。

その子がもうちょっと不真面目?だったら、というか柔軟だったらそうはならなかっただろうし、
助け舟を出せる有事にゃ仲間がいればもっと楽しく上達できたはずなんですよね。

実際僕もその子にアドバイスしてみましたが、聞く耳をもってもらえませんでした。
他人の言うことより、先生のいうことが絶対なんです。

これも危険な考え方ですね。

お金を払ってるんだから、有益で為になることを教えてもらえるって思い込んでしまいがちですが、

先生も色々なんです。
いい先生も居れば、悪い先生もいます。

でも初心者に

その判別が出来るわけがないので、最初で出会った先生が全てになってしまうんですよね。
アヒルの赤ちゃんが初めて見たものを母親と認識するのと一緒です。

だからこそね、気の許せる友人や仲間がいればそんなことにならなかったと思うんですけどね。

こういう人の弱点は、一度決めたことに対してストイックではあるのだけど、
その道に没頭しすぎて、
その道があってるのか間違ってるのかに気づかなかったりすることなんです。

まっすぐで素直な人なんですよ。

たまに気を緩めて周りを見渡す柔軟性を身につけたりすることで、
自分に合ってる道を見つけることが出来るので、
そういう道を見つけられた時は無敵ですよね!
だって真面目ですから。キチンと練習も重ねるから絶対上手くなりますよね。

3.プライドの高い人。

動画でも言ってますが、プライドといっても色々るんですけど、
持つべきプライドと満つべきではないプライドがあります。

持つべきプライドは、
「与えられたことを出来ないとか言えないから、一生懸命練習する。

持たざるべきプライドは、
「与えられたことを出来ないとは言えないから、言い訳をして辞める

要するに与えられた課題に対して、
「できないとは言えない」から選ぶ選択肢の違いなんですよね。

前向きに一生懸命出来る人は問題ないんですよ。
それはプライドが高いというより、もともと努力家の人ですからね。

そもそも与えられたことを「できない」って言えない妙なプライドはどうなのか?
って話は置いておいて、

「できない」とは言えない、言いたくない。
なぜならかっこ悪いから。
でも努力はしたくないから、逃げる。
こういう人なんですよね。

こういう人って、物事を「知らない」って言えない人なんですよ。
知ったかぶりとか普通にしちゃう。

要するに「できない」「知らない」「努力する」がかっこ悪い、
って思ってるんですよね。
何もしなくてもなんでもできる、天才みたいな感じに見せたいというか。

要するに自意識過剰なんです。

次の器用なことにも言えることなんですが、
多分こういう人はちょっと器用なんですよ。

ある程度のことはできてしまうので、出来ないって今更言えないってことなんですよね。

お断りしておきますが、
プライドが高い事は決して悪いことではないです。
でもちょっとしたことでこういう風にねじ曲がってしまうのが弱点なんですね。

こういう人が元の姿を取り戻して、
いらない部分のプライドをかなぐり捨てられたら
きっと魅力的なプレイヤーになるはずなんです。

外にかっこ悪い姿を見せたくない気持ちはわかるけど、
裏で努力することはカッコ悪くないですよね。

4.何でもそつなくできる器用な人。

こういう人って、割といますよね。
自分が器用なことを自覚している人。
動画では天才肌、みたいな表現をしていますが、
個人的にはこういうタイプが一番やっかいだと思っています。

動画の中で、「天才」「天才肌」の定義を話してますが、
ちょっと上手く話せてないので補足すると、
天才って、よくも悪くも尖がってるんですよ。
例えばサヴァン症候群の方なんかはいい例かもしれないです。
あることに特化してすごい能力は発揮できるけど、生活能力がないみたいな。

稀になんでもできる人も居ますが、でも上には上がいて特化してる人間には敵わないんですよね。

自分が天才肌だとか強く自覚してしまっている人は、
本当の圧倒的な「才能」に触れてないからなんだと思うんです。

本当の才能を持つ思考って、普通の人間には理解できないんですよ。
アインシュタインだったか忘れちゃいましたけど、
学生の頃の数学の点数がいつも0点だったんですよね。
なぜ0点か言えば、答えしか書いてないから。
数学っていろいろな式を展開して解くじゃないですか。
でも、書いてない。

それはなぜか。

答えがひらめいてしまうから。
途中の式の展開を書かないではなくて、ひらめいてしまうからなんですよ。

コンピューターが一瞬で問題を解くように。

そういう突き抜けた才能ってすごいですよね。
アインシュタインなどの天才学者って、
他人に理解が得られないなどの苦難はあっただろうけど、
基本的に挫折は経験してないと思います。
だって、そんなこと考えるの無駄だから。
生活苦でもない限り、それをやめるかどうか?なんて選択肢が浮かばないのが天才なんですよね。

解けない問題一つに一生を捧げちゃうくらいの人が天才なんでしょうね。

で、天才肌の人なんですが、
端的に言うと器用な人ってだけなんですよ。

勘が良くて要領がいいから、
0からスタートでもそこそこ色々できちゃう。

でもそういう人でも必ず壁が訪れるんですよね。
不器用な人が、低いハードルを一つ一つせっせと努力してクリアしているのに対し、
そういう器用な人はさほど努力もせずに低いーハードルは軽々クリアしてしまう。

それはいい事なのかもしれないけど、

始めにぶつかるハードルがめちゃくちゃ高くなってしまうのも、
こういう人
なんですね。

こういう人は色々出来るけど、
これまで努力をしてハードルを越てきた経験がないので打たれ弱いんですよ。
で、辞めちゃう、って選択肢が生まれちゃう。

勿体ないですよね。
元々器用なんですから、ちゃんと適切な努力をすればめちゃくちゃ伸びるのに、
これまで努力をしなくても出来たから、これからも出来るはず、ってどこかで思っていて、
それでも出来ないと逃げる、辞めるって選択肢が出てくるんです。

器用な人が努力をすれば誰よりも伸びるのに、
器用な人ほど努力が出来ないって皮肉な話ですね。

こういう時に時間がないとか色々言い訳してしまうのは、
プライドの高い人と似てるのかもしれませんね。

5.細かい事が気になる几帳面な人。

几帳面、というより几帳面すぎる人、の方が正確かもしれないですね。
几帳面で、今の課題がきちんとできてないと次に進めない、
こういう人ですね。
ある意味、真面目な人ともかぶってるのですが、
初心者って例外なく下手くそなんですけど、
一つ一つの課題を順番に完璧こなしていくって無理なんですよね。

ギターで言うと、
右手のストロークが完璧にならないと、左手の弦を押さえる練習しないとか、
ドラムで言うと、右手のハイハットの8ビートが叩けないと、
足と左手の練習はしたくない、とか。

そこまで大げさな人はあまりいませんが、それに近い人がいたのは、
動画でお話してますね。

ギターでコードの押さえ方一つにこだわるより、コードチェンジを覚えて曲にするべきだし、
ベースで言えば、ピッキングのムラを気にするより、リズムの取り方を学ぶべきだし、
ドラムなら、ストロークも大事だけど、コンビネーションも大事。

ミニマムな所にこだわるのは上級者になってからの方が、成果はできゃすいんです。
まずは曲を弾けるようにするって事が一番最初の目標なんですが、
几帳面であるがゆえに細かいところに目が向きすぎてしまい、
前に進めなくなってしまうことがあるのです。

細かい事に気を遣うのはいいですが、
細かい事を気にしすぎるのは良くないですね。

この違い、判りますか?
几帳面で細かい事に気が付くあなたならわかるはずです。

几帳面で細かい事を目を向けることが出来るのは、
ある意味ではすごくいいところなのですが、
それを発揮するのはある程度弾けるようになってからの方が良いかもしれないですね。

弾けるようになるとこういう性格の人は強くなると思います。

特にレコーディングで発揮できると思います。

ライブでも正確無比なプレイが来たい出来るようになりますしね。

まとめ。

長くなりすぎたので、詳しい事はまた別の記事にしますが、
挫折しやすい人って、音楽的な長所の持ち主なんですよ。

性格的に楽器に向いてるというか。

だからこそ、挫折って勿体ないなーって思うんですよね。

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