こんにちは!
くまちゃんです。
前回のアップからちょっと時間が経ってしまいました(^^ゞ
今日は、スタジオ練習当日、急遽お休みの人が出た場合どうするか?
ってお話です。
そもそもの話。
そもそものお話なんですが、
スタジオ練習ってみんながその日が都合がいいって事で
予約する訳じゃないですか。
社会人バンドとmなれば、みんなの予定を合わせるのも一苦労だったりもします。
でもね、いるんですよ。
急に休む人が。
当然、避けられない急な仕事や、
忌引きや急病の場合は仕方ありませんが、
とんでもない理由で休む人がいるんですよ。
・お金がない
→貸してやるから今すぐ来い!というより、前もって相談しろよ。
・寝坊して間に合わないから行かない。
→遅刻しても来るのが礼儀。ってか貴方のやる気ってそんなもん?
・彼女に急に誘われたから行けない。
→そりゃしょうがない、ってなるかぁぁぁぁぁぁ!
上記は実際に僕が聞いた欠席の理由です。
どれもこれも、舐めてらっしゃいます?やる気あります?
って理由ばかりですよね。
普通なら仮病でも使いそうなもんですが、
この理由を堂々と言う当たり、厚顔無恥の極みですね。
バンドの練習って人との約束ですからね。
しっかり守って頂きたいものです。
キャンセルする?
僕が以前一緒にやってたメンバーの間でこんなことがありました。
スタジオ練習2日前、
たまたま避けられない理由でヴォーカルの方が休まざるを得ないことがあったんですね。
そしたら、その時のドラマーさん、いつもグループラインなんかろくに返事もよこさないくせに、
速攻ライン入れてきて、「キャンセルしましょう!」って。
いやいや、キャンセルったって、もう二日前ですからね。
当然キャンセル料は全額かかるわけです。
そりゃ勿体ないんじゃない?
というと、
「歌がいないバンドで練習するのは無駄だ、勿体ない」って言うんです。
どう考えてもキャンセル料全額払うの方が無駄なんだが?
そのドラマーさんがキャンセル料全額払うから、キャンセルしましょうって言うのなら、
まだ筋は通るけど、そういうことではなくて、
出来れば割り勘、何なら払いたくないくらいの事をいうクセに、
キャンセル!キャンセル!って騒ぐ始末。
休んだ方のパートにもよりますが、
一人休んだからってキャンセルしなくないですか?
キャンセル料かかるならなおさらですよね。
なぜそのドラマーさんがヴォーカルいないとやりたくないのか、
後にわかることになります。
その方は曲の進行を全ておb-かる頼みにしていたため、
ヴォーカルがいないとどこやってるのか分からなくなるようです。
普段、メンバーにカッコいいことを言ってる手前、
曲が分かんなくなる、というような恥をさらしたくない、って事のようです。
普段その人ね、
「俺はフュージョン(国内)上がり」
(カシオペアのベーシストも知らなかったのに)
「俺はなんでも叩けるから、みんなで曲決めていいよ」
(PANAMA叩けなくて凹んで他の誰?)
「俺が人集めればすぐ人なんて集まるから」
(その分すぐ解散するのはなぜですか?)
とまぁ、いろいろ困った人だったんです。
PANAMAをスタジオで全然合わせられなくて、
これ以上恥の上塗りは出来ないと、速攻で脱退されましたが(^^;
プライドが高いって言うのか、
見栄っ張り、というのかわかりませんが、
こういう人に限ってバンドを仕切りたがるんですよね。
そして、人がどんどん離れていく。
話がそれましたが、
大抵のバンドは急に欠席が出た場合、
キャンセルはしないと思うんですよ。
日程に余裕があってリスケって感じなら、キャンセルして仕切り直しってのも全然ありですけどね。
じゃぁ、どうする?
スタジオ当日、一人が欠席した状態での練習、あなたならどうしますか?
何をするか、何が出来るかは休んでいるパートによるとは思います。
その辺について考えてみましょう。
●ヴォーカリストがお休みした場合。
動画でも言ってますがヴォーカリストがお休みの場合は、
徹底的に演奏力強化の練習をするのが一番いいと思います。
ギターソロの部分であるとか、
曲中にあるキメなどの縦軸の部分であるとか、
曲中の雰囲気を要するところとかを見直すとか、
やれることはたくあんありますね。
というより、ヴォーカリストがいるとなかなか出来ない練習をするべきですね。
●ギタリストが休んだ場合。
キーボードさんがいるバンドならマシですが、
ちょっと寂しいけどギターなしで楽曲をやってみる。
実は演奏の細かいぶぶって結構ギターの音にかき消されているので、
ドラムとベースのコンビネーションがかなり浮き彫りになるはずなんですよ。
ジャンルにもおy理ますが、ギターのノリや音色、音圧任せみたいな感じもあるはずなので、
きっと新鮮に聞こえると思います。
●ベーシストがお休みの場合。
こちらもギタリストが休んだ時同様、ベーシスト抜きで楽曲をやってみるといいと思います。
やっぱり普段分からない粗が見えてくると思います。
なんとなくまとまってるように聞こえる演奏も、
ドラム、ベース、ギターが胡麻化しあってるだけ、なんてこともありますしね。
ベースの音が無い状態で演奏すると、
ベースが普段どういう役割をしてたのか気づくきっかけになりますしね。
で、次会った時にベーシストさんを労ってあげてください(^^;
ギターさんやキーボードさんはこの時間を使って、音色を追い込むのもありですね。
現場での音作りってあんまり時間とれないですからね。
●ドラムさんがお休みの場合。
これが一番問題ですね。
大抵の曲はドラムいないと成り立ちませんからね。
こういう場合、動画でも言っている通り、
クリックでの練習をオススメします。
音源で合わせるでもいいんじゃない?って思うかもしれませんが、
音源に合わせるのって、家でも出来ることだしバンドメンバー全員で合わせる意味はあまり無いように思います。
じゃあ、ドラムマシンでビート刻ませるのは?
いい練習にはなりますが、どうせなら「クリック音」で練習してみましょう。
普通のドラムのビートとは感覚違うので、キメなどの休符の感覚や、
ハシリ、モタりの矯正になりますからね。
一人でクリックに合わせても気づかなかった自分のリズム感が、
メンバー全員で合わせてみることで浮彫になります。
何気にこれは大事な練習ですね。
これもドラマーがいては出来ない練習です。
クリックに合わせてドラマーが叩いちゃうと、耳がドラマーの音しか聞かなくなるからです。
後は、ヴォーカルさん主導でコーラスの練習をしてみるとかね。
●キーボードさんがお休みの場合。
これはジャンルにもよりますね。あくまでギターメインのロックバンドなら、
キーボードなくても演奏は成り立ちますが、
POPS寄りでキーボードメインの楽曲なんかはお手上げの場合もあるかもしれないですね。
でも、キーボードでやる事をギターなどで代用できなくもないので、
ある意味では一番普通に練習できるかもしれないですね。
何があっても、誰がいなくても大丈夫なようにする。
そもそもスタジオ練習は、なんの為にやってますか?
多くのバンドがライブをやるでしょうから、
漠然とライブに向けて、ってのが正直なところじゃないでしょうか?
手持ちの曲がたまったらライブ、っていう感じだと思います。
曲を演奏するうえにおいては、
間違えないように、忘れないように、ってl繰り返し練習している人が多いと思ってますが、
僕はそれは間違いだと思っています。
一流のプロでも、間違いのないノーミスの演奏が出来ることなんて、ほとんどありません。
必ずどこかでミスのようなものを犯しています。
でも、素人には分からないレベルなんですよ。
それはなぜか?
一流の人が一流なのは、ミスをミスにしないからです。
一流の人はミスった時にどうするかを分かっているんです。
悪い言い方をするとごまかし方を知っている。
プロって演奏でお金をとれる人の事ですから、
ミスが聞いてる人にバレるようではプロ失格なんですよ。
明らかにミスなんじゃね?って思われるようなこともカッコよくしてしまうのが、
一流の一流ですよね。
何が言いたいかって言うと、
練習は、ミスらないためにするのではなく、ミスっても大丈夫になるように練習するべき、
個人的にはスタジオ練習ではどんどんミスるべきって思ってます。
そして、誰がミスっても演奏は止めません。
そうやってミスの経験値を上げて、
ミスった時にどう誤魔化すか、曲を忘れた時どう流れをつなげるか、
そういうことを学んでいくべき、って思うんですよね。
そうすることで、何が得られるか。
本番で過度の緊張をしなくて済むんですよ。
普通の人はミスするのが怖くて緊張します。
でも、
ミスっても大丈夫、なんとかなるって自信をつければ、余計な緊張しなくて済むので、
いつも通りの演奏が出来るようになるんですよね。
ライブにおいては、このいつもの通りの演奏、ってのが一番難しいんですよね。
それが出来るようになるために、
間違えないように練習するのではなく、
間違えても大丈夫なように練習する、
これって大事だと思いませんか?
ライブが前提ってお話では、
ライブハウスでの演奏って、面白いようにトラブルが起きます。
全部接続確認したはずのエフェクターボード方トラブルが起きたりして、
ベースやギターの音が出なくなることもあるし、
ドラムのフットペダルのビーター(バスドラムをたたくバチ)が抜けたり落ちたり、
スネアスタンドやシンバルが倒れたり。
きちんとチェックしているはずなんですけどね(^^;
機材関係ではライブハウス側のトラブルもあったりします。
モニターがトンでヴォーカルが聞こえないとかは普通にあることです。
ドラムは生音だし、ギターやベースはアンプから音が出てれば大丈夫ですが、
リハで設定した音量では本番足りなくて、全然聞こえない、
なんてことも割とよくあります。
そういいうことが起きた時にどうするか?
って事なんですよ。
完全に復旧不可能、例えばドラムさんが演奏不可能になってしまった時は、
曲を止めざるを得ないけど、
ギターやベースの音が出なくなった時は、大抵その曲は乗り切ってしまうことが多いです。
ヴォーカルも同様ですね。
何が言いたいかって言うと、
冒頭でお話したヴォーカル聞こえないと曲弾けない、叩けないってのは問題ある、
って事なんですよ。
動画でも言ってますが、
何が起きても大丈夫なように練習するって意味では、
誰がいなくても、というか何が聞こえなくても演奏しきる、ってスキルを磨くべき、
って事なんだと思います。
まとめ。
間違えないように反復練習するのが悪い訳ではないけど、
それだけなど、いざミスった時、トラブルが起きた時に対処できなくて傷口を広げてしまい、
人前の演奏が怖くなちゃう人も本当にいます。
だからこそ、まずは演奏の技術の前に、心を整えておくべきなのではないかな?
って常々思っている次第です(^^;
練習の時に人が足りないから、モチベーション上がらないのもわかりますが、
トラブルが起きた時の想定として練習に取り組んでみると、
普通に全員で集まって練習するよりも有意義に時間を過ごせることがありますので、
チャンスとは言わないけど、
転んでもタダでは起きないくらいの気持ちで取り組むといいと思います。
キャンセルなんてもってのほか、です。
そんなこと言う人は一緒にやる意味ないですからね。
一人欠けても、二人欠けても、
何が出来るか何がやれるのかちゃんと考えて意味を見出せる人は、
きっといい演奏が出来るようになると思います。
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