こんにちは、くまちゃんです。
音楽楽しんでますか?
今日はすでにスタンダート化している5弦ベース。
初級者でも5弦買うのはありか?
なんなら一本目でも5弦はありか?
ってお話をさせて頂ければ、と思います。
そもそもなんでベースって4弦なの?
って思いますよね?
ギターの弦が6本、ベースが4本。
そもそもなんでそういう形になったのか。
ベースの場合は、オーケストラで使う、
コントラバスの形状の影響は大きいとされています。
こういうやつですね。
元々はオーケストラの低音域を担当する楽器だったのが、
ジャズなど他の音楽のベース楽器として使われるようになったんですね。
音楽演奏がまだ生演奏が主流の時代なので、
アコースティック楽器なんですよ。
そこから音楽が発展したりして、
大きな会場で大きな音を演奏することが必要になって生まれたのが、
フェンダー社のエレキベース、プレシジョンベースですね。
もう半世紀以上前の話ですが、
まだその当時のオリジナルの構造が使われてるってすごくないですか?
コントラバスの代わりとして弾くことが多かったエレキベースが、
コントラバス同様に4本の弦を採用するのは当たり前の事なんですね。
5弦ベースって何が普通と違うの?
5弦ベースが不通と何が違うかは、
単純に言えば弦の数ですよね。
普通の4弦ベースの高い(細い)方か、
低い(太い)方に一本弦が増えている感じです。
5弦ベースの最初期は、Hi-C(高い方の弦)が張られてるものも多くありましたが、
今はほとんどの5弦ベースが、Lo-B(低い方の弦)を張っています。
弦が5本に増えるということは、
ヘッドのペグ(糸巻き)の数が増えますし、
通常の4弦に比べてネックが広くなります。
そして弦をボディの後ろの方で支えてるブリッジというパーツも、
大きくなるので、
全体的に大きく、重くなるものが多いですね。
でも最近はメーカーさんの努力により、軽くてバランスのいい5弦も多くあります。
5弦って弾きづらいの?
個人的な見解を言えば、
全くそんなことはないです。
僕自身弾きやすさを求めて5弦買いましたからね。
確かに4弦ベースにめちゃめちゃ慣れてしまった人からすれば、
5弦ベースは弾きづらい、っていう人もいます。
僕の教え子?というか友人で4弦ベースを一生懸命練習してた人に、
5弦ベースを弾かせたら、やっぱり弦を間違えるって。
4弦のEの音を出したかったけど、
5弦のBの音を出しちゃう。
要するに4弦ベースでEの音は一番太い弦の開放、
って覚えちゃってるので、5弦を持たせると、
一番太い弦(B)を弾いちゃうんです。
Eは二番目に太い音だよ、って言って、
本人にも確認させても、曲の中だとつい一番太い弦鳴らしちゃう。
4弦ベースに慣れちゃうと、最初はこういうことが起こります。
で弾きづらいって評価になるんだと思います。
僕的には単純に慣れの問題だと思いますね。
難しいことを言ってしまえば、
ミュートが追い付かないとか、そういうことがほとんどですが、
4弦ベースを弾くときのテクニックの応用なんです。
5弦だからといって、新しいテクニックが必要な訳ではないです。、
言い方を変えると、
4弦ベース~5弦に移行するときは苦労する方も多いですが、
5弦ベース覚えてから4弦ベースに移行するのは割と楽です。
コピーしたいバンドが5弦使ってるとか、
憧れてるアーティストが5弦を使ってるなら、
初めから5弦を使うのも全然ありです(^^)
手が小さくても弾ける?
5弦ってネックも太いし指板も広いし、
女性や手の小さな人でも弾けるの?って話を良く聞きます。
結論から言うと、全然弾けます。
僕も手が小さい方ですが弾けてますし、
知り合いの身長150歩かないかの超小柄の女性が、
僕の5弦を弾いて弾きやすい!って言って即5弦買ったくらいですから。
5弦は弦と弦の幅が狭いものが多いので、
右手も左手も移動が少なくて済むので、
手の小さい人にも弾きやすく感じることができる、というわけですね。
筆者が5弦を好きな理由。
僕が5弦を使い始めたのはずいぶん前ですが、
まだ5弦を使ってると、”おっ!5弦使ってるんだね!”
って珍しがられる時代でした。
それまでベースを弾いてて4弦のE以下の音を使うことってほとんどなかったし、
使うときもダウンチューニング(普通のチューニングより低く設定する方法)を使ってたので、
特に5弦買わなきゃ困るってこともなかったんですね。
でもとあるベーシストが5弦ベースを使っていて、
なんかカッコいい!
って思っちゃったんですよ(^^;
しかもその当時、5弦ベースとかって、
テクニカル系ベーシストが多く使ってたので、
5弦使ってたらうまい人って思われるかも!
みたいな、下心が(^^;
ほんとの話、こんな理由で5弦に興味を持ち始めました。
でも、5弦が欲しくなって、
楽器屋さんで試奏させてもらうと、
思ったより弾きやすいことが判明。
例えばフィンガー奏法時、
4弦の時は右手の親指はピックアップに乗せて弾いていましたが、
ここに親指乗せると、何気に親指痛いし、
2弦や1弦までの距離が遠くて弾きづらかったんですよ。
でも5弦ベースだと、
5弦に指乗せられるんですね。
5弦に指乗せると弦は柔らかいので痛くない。
そもそも一番太い5弦のミュート(消音)が難しいので、
指を乗せることでミュートの問題は解消です。
これで、普通の4弦と同じように弾けるんです。
しかもPUの所より、弦までに距離が近いんです。
まして、5弦ベースは弦間(弦と弦の間の距離)が若干狭いものが多いので、
僕には合ってたんですね。
左手のフィンガリングが楽に感じたんですよ。
楽に感じた分の余裕をミュートに回せたので、
結果的にどの奏法でも、5弦に慣れるのは早かった方だと思います。
その時以来、基本的にはどんな音楽をやるのにも5弦ベースを使うようになって、
今では所持楽器の9割が5弦以上のベースです(^^ゞ。
5弦ベースってそもそも必要か?
5弦使ってるアーティストのコピーがしたいとか、
超低音の音楽をやらない限りは、
基本的に5弦って必要ないですよね(^^;
でも、
必要ないから買ってはダメってこともないと思うんですよね(^^;
先に書いた通り、僕自身5弦買ったのは、
見た目のkっこ良さと上手く見られたいっことでしたし、
4弦にはない弾きやすさはあったからですし。
買ってから、いろんなバンドのコピーしたりする中では、
持っててよかった(^^)って思うこともたくさんありました。
初心者でも5弦が必要な場合は絶対買うべきだし、
今すぐ必要じゃなくても、欲しいって思っちゃったら遠慮することないんですよね。
必要なテクニックは基本的に5弦も4弦も一緒です。
最初に5弦使うとうまくならない、下手になるとかいう人もいますが、
あんまり信用しなくていいですね。
ただ世の中の教則本とかは4弦で練習することを主体に考えてるので、
自分なりに変換して練習しないといけないですけどね。
これで決まり!初心者のための5弦ベース。
おそらく人によって、5弦ベースに求めるものが違うと思うのですが、
僕なりにオススメの商品を上げていきたいと思います。
僕的に最初のベースで5弦って言われたら、
オススメするのは以下の二つで決まりですね。
まずは、
IbanezのSR305
Ibanez《アイバニーズ》SR305E-RBM【あす楽対応】 価格:42,900円 |
見てもらうとわかる通り、
とてもボディが小さくいです。
しかも薄くてとても軽いので、女性でも楽々です。
しかも弦間が若干狭い設定なので手の小さい人でも弾きやすいですし、
アクティブタイプ(電池を使うタイプ)なので、音作りも多彩なので、
いろんな音楽に対応していると思います。
ご紹介してるのは最廉価モデルの安いやつですが、
SRシリーズは30万円もするようなモデルもあり、
基本設計は一緒なので、とても信頼がおけるモデルです。
Ibanezと並んでオススメなのが、YAMAHAのTRBX305
コンセプトはIbanezのSRと似てますね。
SRほどではないにせよ、ボディが小さめで、弦間も狭いです。
重さもSRに比べれば少しだけ重いかもですが、
それでも5弦にしてはめちゃめちゃ軽いです。
YAMAHA ヤマハ 5弦エレキベース TRBX305 FTB 価格:41,910円 |
TRBXの面白い特徴としては、パフォーマンスEQというのがついていて、
「ソロ」「フラット」「ピック」「フィンガー」「スラップ」の5種類に適した音のセッティングが、
内蔵されてるってことなんですね。
つまみの調整が分からなくてもそれっぽい音に仕上げてくれるのは、
初心者にとって心強いのではないでしょうか。
YAMAHAはもう一つ、BBシリーズもありますが、
若干弦間が広めなので、今回はこちらのモデルを紹介です。
TRBXも上位モデルがあり、基本設計は似てるので信頼がおけるモデルといえます。
そういう意味でもSRとコンセプト似てますね。
どちらのモデルも4弦の設定もあり、
完全に初心者向けに開発されたモデルですが音もかなりしっかりしてますし、
お値段もかなり適正価格なので、
安心して使えると思います。
どちらを選ぶかはお好みですね(^^;
僕と一緒にカッコいい5弦ベース使いを目指しましょう!!
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