今回はMFTFreaksVol5にて写真を掲載させて頂きました、
Lioydさんの撮影方法、MFTについてのこだわりをご紹介します!
掲載作品の撮影法。
① 撮影時に3枚の連続撮影をして手振れを抑えた写真を確保する。
☆ 1枚目より3枚目の方がブレは小さくなります。
1枚目はシャッターを押す際カメラ本体に上から下方向へ力が掛り
カメラが微細に動いてしまう場合があります。
② シャッタースピードは1÷(画角×2倍)以上を心掛け
大きく引き伸ばさないとわからないほどの微ブレ抑制に配慮した。
③ MFT機2台もちでレンズ交換頻度を下げた。
2台であらゆる角度、あらゆる画角で撮影。
このカットだけでも200枚~300枚撮影した。
MFTはレンズが軽くて小さい、
手振れ補正が本当に効く2台持ちでも邪魔にならない、、、
などの理由から手返し良くたくさん撮れます。
3脚 1脚を使わずとも撮影できる場面が多い機材ならでは。
私が使い続けるMFTの理由。
①本当に手振れ補正が効く。
まず、手振れ補正なしで手振れせず撮影できるシャッタースピードは
1÷画角mm秒といわれておりますがこれは大きな誤りです。
呼吸を止め、しっかり構え、落ち着いて撮れば1÷画角mm秒も成り立ちますが、
それでも作品として使えるのは3枚に1枚でしょうか。
実際は、最低でも1÷画角mm2倍でしょう。
現行マイクロフォーサーズ機であれば、手持ちで1÷画角mm秒が成り立ちます。
それとて3枚程度の連続撮影をするのが好ましいです。
☆ 撮影1枚目はどんなカメラでもブレがおきやすい。
②手返しが良い。
上記①の影響もあり、三脚 一脚の使用頻度はさがります。
必然的に撮影機会はあがるのです。
マイクロフォーサーズ機は防じん坊適の機能実装をしている機種もありますし
レンズが小型なのも手返しの良さに効いてくる。
①②の相乗効果で、結果的に、一度の撮影行で撮影する枚数は
次のような関係になります。わたしの実感に基づくものですが。
mft≧コンデジ≧スマホ>フルサイズ
撮影枚数が多いということは作品も量産されることに直結します。
③オートブラケットが優秀な機種が多い。
作品選別時に良い写真の取りこぼしが少ない。
これは地味ですがフルサイズ機比較で優位にある特性です。
わたしはrawで作品を作りこみますが
露出3段×ピクチャーコントロール5段15枚のJPEGも同時に記録しています。
写真を選別する際にこれら16枚を目にすることで
1枚の写真に対し、適正な露出の見極め&表現方法毎の作品の見え方の差確認
が一瞬でできるのです。
ゆえに、「この写真は現像をする価値があるのか」が
一瞬でわかります。
ということは、価値ある写真を見過ごしてしまう確率が下がる。
→マイクロフォーサーズ規格というセンサーサイズ特有とはいえない。
マイクロフォーサーズ機に多く実装されている有能な機能。
④上記①②であるにもかかわらずカメラとしては必要十分な画質。
フィルム時代と比べてみてください。
マイクロフォーサーズで画質が不足しているなんて、
一部の特殊な作品でしかあてはまらないですよ。
写真の5割は何をどう取りたいのか。3割が現像。
残りをストロボやカメラといった機材が
写真の出来を左右するのではないかな、と思っています。
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