こんにちは、くまちゃんです。
今回はちょっと物騒なタイトルではございますが、
カメラというものは、非常に高い買い物なので後悔してほしくないワケなのです。
だからこそ、僕のYouTubeチャンネルでも何度もZ5は取り上げてきましたが、
色んな角度でZ5がどんなカメラかを分析してきました。
今回はメーカー目線で、
何故NikonはこういうスペックでZ5をリリースしたのか?
Nikonはどんな初心者を想定してZ5のスペックの決めたのか?
という話をしていきたいと思います、
とりあえず動画を見てください(^^;
良かったらなんですけど、
まずは動画を見て頂けると嬉しいです。
動画の方で作例も含めてお話しております。
なぜNikonはこのスペックでZ5を作ったのか?
Z5の事を調べていくと気になるのが、
なぜZ5をこのスペックにしたのか?という所だと思うんです。
もちろんコストを抑えるというのも大事な要素なのですが、
そこでスペックの取捨選択が必要になるワケなのです。
そんな中で特徴的なのが、
発色が良いセンサーだと思うんです。
カメラによってだと思うのですが、
RAW現像が前提にある絵画像が出てくるカメラってありますよね?
Z5はそうではなくて、
JPEG撮って出しでも十分に楽しめる、そんなカメラだと思うんです。
これはすなわち、初心者の行動条件に当てハマるということなんですね。
Raw現像をするか否かの論議もあります。
作品にするためには、RAW現像をしっかりやってきちんと仕上げるのが大事。
そういう人も多いですが、
現像なし、撮って出しで楽しんでる方も沢山います。
その人の価値観などもありますが、
何を目的とするのか、誰に見せるのか、
そういう部分も大事な要素になるのでは?
と思います。
Z5の目的としては、
初心者に低コストでフルサイズセンサーの底力を体験してもらう。
これが目的だと思うんです。
これに関しては、僕自身もしっかり実感しました。
色んな所で、APS-Cちフルサイズはそんなに変わらない、
そんな言われ方をしていますが、
僕はやっぱりすごいなぁ、って思ったんですね。
そのフルサイズセンサーの底力を感じ、
基本性能をしっかり押さえつつ、
尖った性能を削ってコストを下げた、
そんなカメラなのでは?と思います。
Nikonの考える初心者像の考察。
簡単に言うと、誰にZ5を買わせたいか、
使ってもらいたいか?
ということなんです。
僕自身、インスタグラムやX(旧ツイッター)などをやっていて思うのが、
初心者の多くが空、風景、街のスナップ、ポートレートなど、
身近なものを撮っている人が多い、という事。
そういう想定で考えると、
特に早い連写機能はいらないし、
暗所でバキバキの感度もいらない。
必要なのは、
身近なものを撮ってすぐ感動できる撮って出しのクオリティ、
そんな感じなんですよね。
Nikonさんも企業なので、Z5を想定するにあたり、
色んなリサーチをかけたと思います。
そんな中で現代のカメラライフの中では欠かせない、
SNSのリサーチもしているはずなんですよね。
現在初心者がこういう写真を撮りたがっている、
ってのに適したカメラを作るのことが必要なわけです。
例えば、今流行りとして、
スポーツ写真や、野鳥の飛翔シーンを撮るのが、スマホでバカウケしてる、
ってなったら、他を削ってでも連写機能を充実させたはずです。
今のニーズに合わせてスペックを調整してきた、
という所ですね。
特殊な事をしなければ後悔しないカメラ、Z5
特殊な事をしなければ、って言ったって、
何が特殊なの?って話ではないんですか。
ここでは何がZ5に合うかではなく、
Z%が苦手な被写体、それを考えていきたいと思います。
僕が考えるZ5が苦手な被写体。
・動きの速いものを切り取る必要のある被写体。
これはAF性能の遅さもありますが、やはりネックとなるのが、
連写機能の遅さなんですね。
スポーツの決定的瞬間、サッカーのシュートを蹴るインパクトの部分や、
野球でボールにバッドがインパクトする瞬間とか、
野鳥の飛翔シーンですとか、モータースポーツもなど、
連写機能に頼る被写体ってのは結構あります。
そういう被写体はやっぱり苦手というか、向かないと思います。
・極端に暗いものをを撮る必要のある被写体。
動画の中でも言ってますが、水族館のクラゲや、
夜に光が少ない所を狙ったり、室内でも特に暗い部分は、AFが合いづらいです。
合わない事は無いんですが、すごく遅かったりして、困ることもあったりします。
この二種類を避ければZ5の力は最大限に発揮できると思います!
初心者の方が初心者の目線で満足できるもの、Z5
良くカメラに詳しいかたとかが、Z5を酷評しているのを見かけたりしますけど、
ああいうのってあまり気にしない方が良いですね。
表題通り、Z5は初心者が初心者の目線で満足できるものと作っているので、
無駄にこだわりの強い人だったり、特殊な被写体を撮る人が気に入らないのは当然なのです。
Nikonが想定してない方はハマるわけがないんです。
Nikonその辺クソ真面目なので、
初心者からプロまで満足できる、みたいな都合のいい事は言ってないんです。
初心者向けは初心者向け、プロ用はプロ用。
そういう差別化をしっかりしているって事なんです。
なんでZ5の酷評を信じなくていいか、というと、
逆を考えればわかるんです。
まだ歴の浅い初心者がZ9を買ったとして、
重いだの、連写いらないだの、使いづらいって言ったって、
そんなのプロやハイアマチュアの方は信じませんよね?
そういうことなんです。
想定に合わない人がレビューしたって、その人の目線の高さでしか話せませんから、
的外れなことが起きるって訳なんです。
僕がいつも、初心者による初心者のための、初心者にしか分からない目線でお送りするチャンネル、
って動画で言ってるのはそういう意味合いもあったりします。
カメラ初心者の皆さん、
むやみにレビューを信じるのではなく、
レビューしている人が自分を同じ目線かどうか?
それをしっかり確認して、お話を聞いてくださいね。
この話があなたのZ5購入の後押しになると幸いです。
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