Mutsumiさんの使ってるゲージ、真似してみた!

Bass Strings

こんにちは、くまちゃんです。
楽器楽しんでますか?

実は最近、僕の持ってるベースの弦を総とっかえしました(^^;

しばらく張り替えてなかったベースもあるし、
いい機会だからと張り替えてました。

そんな折、大人気ベース系YouTuberのMutsumiさんが、
ダダリオのエンドーサーになったという動画を上げていて、
普段利用しているゲージが判明したので、ちょっと一回真似してみようと(^^ゞ

ゲージ変えたらMutsumiさんのようにハイパーテクが身につくかも?って(^^ゞ
(そんなわけない(^^;)

Mutsumiさんってどんな方?

おそらベースをやってる方でYoutube見てる方なら一度は見かけてるはずです。

【ムツミ】Mutsumi
◉このチャンネルではベース、音楽についての疑問や練習法、演奏動画などを発信しています! お仕事のご依頼はこちら→mutsumibass8623@gmail.com

6弦ベースを弾きこなす、スーパーハイテクベーシストです。

残念ながらお顔は出してらっしゃいませんが、
間違いなくイケメンであろう端正な輪郭は見て取れます(^^)
がっつり鍛えられたぶっとい腕もトレードマークでかっこいいです!

そしてそのぶっとい腕とは裏腹な超物腰の柔らかい語り口と、
丁寧な解説と分析は初心者の方にもめちゃくちゃ優しいですね(^^)

初心者ではありませんが、
僕もいつも参考にさせてもらってます(^^ゞ

おそらく年齢的には僕の息子といってもおかしくないくらいお若いのに、
すごく考え方がしっかりしてらっしゃるのがびっくりですし、好感持てます(^^)

どうしても楽器のレクチャー的な動画だと、
画面の向こうの人の”教えてやってる感”が多かれ少なかれにじみ出てくるものだけど、
Mutsumiさんはそういうのが全然感じられないんですね。
みんな一緒に上手くなろう!的な雰囲気で初心者の方にもとっつきやすいと思います。

自分が初心者だったころのお話も交えて、
初心者やなかなか上手になれない人の気持ちに寄り添ってるので、
きっとお気持ちも優しい方なんだと思います。
後、YouTubeでおっしゃってることにちゃんと理由がある人なので、
視聴者の方も安心して視聴できると思います。

もちろん超絶スーパーハイテクを目指す人にもおすすめのチャンネルです!

Mutsumiさんの使用ゲージ。

Mutsumiさんの使用ゲージについては、
動画の中でもお話されてますが、

・6弦(B).125T(テーパード)

DADDARIO / XLB125T

・ダダリオEXL220(040~095)

DADDARIO / EXL220 Nickel Wound Bass Super Light 40-95 DADDARIO / EXL220 Nickel Wound Bass Super Light 40-95

・1弦(Hi-C)

DADDARIO / XLB032-1

って感じになります。
6弦セットというものはなくて、
4弦のセット+バラ弦という形ですね!

5弦であれば、40-125のセットが出てますが、

DADDARIO / EXL220-5 Nickel Wound 5-String Bass Super Light 40-125

Lo-Bの弦がテーパードではないので、ちょっと違いますね。

僕の知る限り、125のテーパード弦は、
なかなか取り扱ってるところがないので、
上記のリンクから注文してもらえるといいかもです(^^ゞ

テーパード弦については動画の中で説明されてますね。
5弦や6弦に張るLo-Bの弦って太すぎるので、
ブリッジによっては窮屈になりすぎてしまって弦の振動が妨げられてしまうことがあるんです。
そうすると、Lo-Bだけアタック感がなかったり、音がモヤったりして、
バランスが悪くなることがありますが、
テーパード弦は弦の根元、ブリッジの駒に乗る部分が少し細くなっていて、
ブリッジ周り窮屈にならず弦の振動を妨げない、って狙いの物です。

張ってみた!

で、張ってみました(^^;

僕は個人的にダダリオのEXLシリーズではなくて、
NYXLシリーズが好みで、そちらを買ったので、
音色的な部分はちょっと感覚が違うかもしれませんので、
あくまで弾き心地やプレイアビリティの視点からお話したいと思います。

今回テストしたのは二本。
・35インチの6弦ベース。
・34インチの5弦ベース。

ですね。

まずは、35インチ6弦から
35インチのようにスケールが長いと、弦の張力が強くなるので、
34インチとの差異を無くすために少し細目の弦を張って帳尻を合わせることがあります。

自分もそう思って今回思い切って細い弦を張ってみました。
35インチの張力でも細い弦を張ることでめちゃくちゃ弾きやすくはなりますが、
張力が高いのと弦の質量が少ない(細い)せいか、
若干弦の振動が少ない気がします。
ちょっとだけコシとか粘りが無くなる感覚ですね。
でもアタック感はばっちり出ます。とてもパーカッシブな印象ですね。
125TのLo-Bni関してはめちゃくちゃいい感じですね。
普通の125に比べて弦振動が激しいので、ゴン!って鳴ります。
これはとても気持ちがいいです(^^)

続いて34インチ5弦

34インチの普通のスケールって大抵45-100か、
45-105とかを張ることが多いんですけど、
40-95のような細い弦を使う感覚って、
あまりないと思うんですよね。
同じ弦、太さではではありませんが、ヴィクターウッテンマークキングのような、
音数の多いテクニシャンにはから結構使われてるんですね。

正直、こういう細い弦は35インチの方が相性いいと思ってましたが、
比べると明らかに34インチの方が相性がいい印象です。
ちなみにMutsumiさんのアトリエZの6弦も34インチです。

やっぱりスラップとか軽やかに弾けるので気持ちいいです。
とにかく反応が早いので、速いスラップもフィンガーでの速弾きも、
タッピングも含めてめちゃめちゃやりやすくなります。

Lo-Bの125Tですが、これもすごくいいです。
僕自身もともとLo-Bは125を使っているので、
弾き心地的に違和感ないですし、
先ほども言ったモヤる感じもないですし、
振動が殺されてないのでゴン!ってアタック感は気持ちいいです。

しいてちょっとだけデメリットを上げるとすれば、
弦の質量が軽いのでちょっとしたタッチでも音が鳴ってしまいます
(でも逆の言い方をすればゴーストノートが楽に出せるってことです。)

ということは、少しだけミュートがシビアになりますね
でも、この弦でミュートをしっかりできれば、
他の太いゲージでもしっかりミュートできるようになるってことですね!

しかし、ただでさえミュートが難しい6弦ベースで、
しかも細い弦ってなるとめちゃくちゃミュート難しいのに、
余裕でクリアな演奏しているMutsumiさんはほんと凄いですね(^^)

Mitsumiゲージはオススメか?

勝手にMutsumiゲージとか読んじゃってますが(^^ゞ

まず、Mutsumiさんのようなプレイがしたい方、目指す方、憧れる方は、
絶対に試してみるべきです。

スラップやフィンガーしてるときの独特のアタック感は、
Mutsumiさんの弾き方もありますが、
弦による効果も少なくないので、弦張り替えるだけでかなり雰囲気出ます

Mutsumiさん本人は普通の太いゲージでも全然普通に弾ける人ですが、
(イケシブでの試奏動画を見るとわかる)
テクニックを磨きたい方は
こういうハイテクニックをやりやすい弦に張り替えることから練習を始めると、
上達早いかもです(^^)v

ちょっと目線が違いますが、
まだベースを弾きなれてなくて、
ベースを弾くと弦を押さえる左手が疲れちゃう初心者の方。
女性で手が小さかったり、握力が少なくて悪戦苦闘してる方にもおすすめです。
こういう細い弦で始めてから、弾き慣れていく過程で太くするのもありですし、
Mutsumiさんのようにテクニックを磨きたければそのままでもいいですし。

一般的な弦の太さと違うからダメとか、といろいろいう人もいますが、
自分のプレイ、体格や環境に合わせて細い弦を張るのはと特殊な選択肢ではありません。

それこそヴィクターウッテンやマークキングが証明されてますね。

良く、細い弦を張ると低音でなくなるんじゃ?って思われがちです。
これには誤解があって。
確かに太いほど低域は出ますが、
だけど多少細い弦だからといって、低域が全く出ないわけではありません。
太い弦に比べれば比較的少ないってだけなので、
アンプやEQで補正できる範囲です。
弦を細いものに変えると高域が出やすくなるので、
そのせいもあって、低域が出ないって思われがちなんですね。
ちゃんと音作りをすれば大丈夫なレベルです。

細い弦に変えて一番変わるのは、
音色もそうですが、弾きやすさ、弾き心地が一番変わります。


あくまで練習の補助でしかありませんが、
こういう選択肢を積極的にすることで早く上手になれる可能性が広がります!

上手い人の真似はどんどんしようね、って話です(^^ゞ






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